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パークサイド日比谷クリニック

ストレスがかかっていると、どんな症状が現れますか?

  • 2017

問診で必ずチェックするのは肩こりと口の渇きです。交感神経が高まれば力が入るので肩がこるし、唾液の分泌は副交感神経が関与しているので口が渇きます。また副交感神経は、食欲や消化、眠りにも関係するので、ストレスがあると食欲不振や便秘・下痢、不眠などの症状も起こりがちです。

しかし、心身の過労があっても見かけ上そう変わりがないということもあります。もともとストレス反応には消耗性と興奮性の2つの要素があって、全体的に消耗が進んでいても、一方で興奮が高まっているので表面上は意欲や気分は変わらないところがあるのです。しかし、この状態が続いて過覚醒となると、うつ状態の初期の自律神経症状を呈するようになります。そうなることで、さらに消耗が進み、覚醒で補いきれなくなり、その結果作業能率の低下や欠勤、休業とか、以前と同じ作業をしているのに時間がかかり過ぎるといった現象が現れるのです。

このような流れで、適応障害1)や、ストレス性のうつ病など心の病に陥ってしまいます。
つまり、人はストレスを受けると急に病むわけではなく、疲労を覚醒で見えなくなっている状態が潜在的に続くことにより、心身が疲弊し病んでいくのです。

*適応障害1)
適応障害とは、その人がおかれている環境(会社、学校、家庭など)に上手く適応することが出来ずに、さまざまな心身の症状が現れることで社会生活に支障を及ぼすことです。
診断基準としては、
1:はっきりとした心理社会的ストレスに対する反応で、3ヶ月以内に発症する
2:ストレスに対する正常で予測されるものより過剰な症状
3:社会的または職業(学業)上の機能の障害
4:不適応反応はストレスが解消されれば6ヶ月以上は持続しない
5:他の原因となる精神疾患がない
です。そして、この障害の基本的な概念として、もし心理社会的ストレスがなければこの状態は起こりえなかったと考えられることです。

「適応障害の症状」、
「情緒的症状」:気持ちが落ち込む、おっくうになる、不安感、いらいら、焦り、過敏になる等
「身体的症状」:疲れやすい、頭痛、腹痛、食欲不振・吐き気、不眠、めまい等
「問題行動」:遅刻、欠勤など出退勤の乱れ、アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存等

「適応障害の治療」
適応障害の治療の第一歩は、原因となっている心理社会ストレスを把握し、そのストレス軽減を図ることです。その上で、出ている症状に対して薬物療法を行い、症状を緩和することです。環境調整をせずに薬物療法だけでは根本的解決になりません。環境要因を調整し、適応しやすい環境を整えることも大切です。例えば、職場での人間関係が原因なら、可能な範囲で、席替えや、配置転換などを行うことです。
また、ストレス反応が著しいときは、その環境から一時期距離を開けることも大切です。職場環境が原因なら、一時期自宅静養をし、学校環境が原因なら少し学校を休むなどして、ストレスから心身とも離れられた状態で心身とも休養し、エネルギーを蓄えます。
そして、ある程度ストレスとの距離をとり、薬物療法などで症状を緩和した段階でカウンセリングなどを行い、自分なりのその環境に対する身の置き方、ストレスに対する、対処方法などを身につけることが大切です。

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