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年代別でみる心の病

I. 思春期

① 前期;学童期後期(8歳から12歳ころ)

体の変化

小学校の中、高学年になると、脳から性腺刺激ホルモンが分泌されて、卵巣が発達しはじめ、第二次性徴が起こってきます。

心の変化

個人差もありますが、男の子との差がでてくるので、少しづつ異性を意識するようになります。

外見への関心も高まり、ダイエットをはじめたり、おしゃれにも関心を持ちます。

ただ、まだ自分自身の体への理解には乏しく、親へ甘えたり我儘だったり子供っぽさがあります。

② 中期;(12歳から15歳ころ)

体の変化

多くの人は初経を迎えますが、まだ性機能自体は未熟であり、月経があっても無排卵であったり、不規則であったりします。乳房の変化もこのころから目立つようになります。

心の変化

まさに子供から大人への階段を駆け上っている時期です。一段と外見や異性への意識も高まり、初恋を経験したりして今まで味わったことがない心の変化も出てきます。

親への反抗心もでてきて、学校や親を疎ましく思ったりします。

また、受験や就職だったり、今まで同級生と同じラインだと思っていたのが、ひとによって違う道に分かれることもあったり、初めて個人による違いを自覚したりします。

③ 後期;(15歳から20歳ころ)

体の変化

卵巣のはたらきも整ってきます。陰毛や性器も成人と近くなってきます。

心の変化

肉体の変化とは裏腹に、まだ心の成長がおいつかなかったり、自我は確立しつつあっても未来への不安や自分に自信がなかったりして、精神的にバランスを崩しがちです。

学校生活でも、より社会味がでてくるので、性格によっては人間関係の悩みが強くでたり、受験勉強で強いストレスを感じたりします。

まだまだ成長段階でストレス耐性も低いためストレスをストレスと感じることが出来ず、その代わりストレスが身体症状として現れます。円形脱毛症や過敏性腸症候群などが代表的です。

対策

こういう時期こそ、なにか打ち込めるものがあれば良いと思います。友人の存在も大切です。

さまざま悩みがあるにも関わらず、親には相談しにくいことも多く、1人でも心を打ち解けられる存在の人がいれば良いと思います。

この時期になりやすい心の病気

II. 成熟期

① 前期(20歳から35歳ころ)

体の変化

ホルモンの分泌も順調で、性機能も成熟を迎えます。

この時期に結婚や出産を迎えることも多いです。それに伴い、乳がんや子宮がん、子宮内膜症、子宮筋腫、また生理不順なども含めて様々な病気もでてきます。

心の変化

思春期を終えて、自分というものがはっきり確立されてきます。将来の夢や私生活でも、こうありたいということがはっきりしてきて、実際に実現できるよう頑張れる時期です。

ほかの時期に比べて、一番自分自身の確立のために生きられる時期かもしれません。

ただ、それに伴い、最近は仕事をする女性も多いので、その分、昔の女性よりさらに複雑な悩み事が増えているのも事実です。

専業主婦タイプ、結婚しながら仕事もしているタイプ、結婚せず仕事をしているタイプ、あとは、子供がいるいないなど多岐多様です。

まさに、女性の数だけ悩み事の種類もあるといった感じです。

周りは遊んだりバリバリ働いているのに自分は子育てだけ、夫婦関係はこれでよいのか、何歳まで自分の夢のために仕事をするのかという仕事と結婚の年齢的な兼ね合い、このままの仕事で良いのか、仕事は楽しけれど不規則な生活で体がぼろぼろ、これからの出産への不安、子供がいても核家族化されていてなかなか相談相手がいなく抱え込んでしまう、高齢出産に伴い不妊を悩んでいるなど、あげるとキリがありません。

しかし、この時期の過ごし方がさらに素敵な40代をむかえるための大切な時期でもあります。

この時期になりやすい心の病気

② 後期(35歳から45歳ころ)

体の変化

月経周期も安定していますが、年齢とともに内科的疾患の発生や、婦人科疾患の発生も増えてきます。また、最近は40歳を超えた出産も増えています。

心の変化

家庭、仕事と安定に向かう時期でもありますが、年齢的な変化もでてくるころでもあり、それによって健康の不安も感じ始めたりします。

毎日の生活に追われて、自分自身をいつの間にかすり減らしてしまっているかもしれません。

ひとによっては、親の介護と、子育て、仕事だったりと走り回っているひともいるでしょう。

がんばりすぎや、ため込みすぎによる病気が増えます。

この時期になりやすい心の病気

III. 更年期

① 前期(45歳から50歳ころ)

体の変化

女性ホルモンの分泌低下に伴い、不調があらわれやすい時期です。更年期症状に悩まされるひとも多いです。

心の変化

年齢の変化だけでなく、閉経による女性というものの喪失感を感じるひともいるでしょう。

決して、女性でなくなったわけではないのですが、老化への不安を感じてしまいます。

この時期は思春期と同じように、ホルモンの変化が激しい、ガラスの時期かもしれません。あまり無理しないことが大切です。

② 後期(50歳から60歳ころ)

体の変化

卵巣の機能は役目を終えてほとんどの女性は閉経を迎えています。それに伴い、動脈硬化による内科的疾患も増えてきます。

心の変化

体力の衰えとともに、気力、意欲の低下が起こったりします。

しかし、やっと更年期も終わり、子育てからも解放されて、自分の趣味を楽しんだり、また夫婦関係を改めて見直したり、余裕が生まれる時でもあります。

精神的にも、酸いも甘いも様々なことを経験したひとが持てる、人間味あふれた正に成熟した黄金時期です。

ある女性の集まりで皆様おっしゃっていました。女性は閉経を経験して女になれる、と。まさにこれからが人生のクライマックスの幕開けだと思います。

この時期になりやすい心の病

IV. 高齢期

体の変化

体の衰えを自覚する時期です。少しのけがで骨折したり、風邪だと思っていたのが、肺炎だったり、自分の意思に反して、体は悲鳴をあげていることもあります。

膣の委縮により、膣炎があったり、排尿障害に悩むひともいます。

心の変化

更年期に比べて、過度な喪失感は不安感や葛藤は少なくなります。

記憶力の低下も起きてきますが、それは誰にでも起きることです。人間、一生生きてくると、余計なことは忘れるようになっているのです。

知り合いの女性いわく、70代がこれほど楽しいと思わなかったと、1番充実されているそうです。

この時期になりやすい心の病気

女性の一生、年代によって女優のように様々な顔を持ちます。泣いたり笑ったり、すべては自分が主役の大きな舞台です。

悩んでも、苦しんでも、しかし結局はその舞台を世界に一人の大女優として楽しみましょう。

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日比谷・有楽町の心療内科・精神科 パークサイド日比谷クリニックの情報がドクターズファイルでも掲載されています 日比谷・有楽町の心療内科・精神科 パークサイド日比谷クリニック院長による、心因性うつ病コラム

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